A Thousand Gods Love Letter 2020/A Thousand Gods ア・サウザンド・ゴッズ・ラブレター2020/ ア・サウザンド・ゴッズ

5,500円(税込6,050円)

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ワイン名: ア・サウザンド・ゴッズ・ラブレター
生産地:ニュージーランド/マールボロ
生産者: ア・サウザンド・ゴッズ
ブドウ品種:ピノノワール99%、ソーヴィニヨンブラン1%
ヴィンテージ:2020
アルコール度:13.5%
容量:750㎖

(テイスティングコメント)
濃い目のサーモンピンクにとろみのある外観。南半球でチルドレッドと呼ばれる、冷やして飲むとされる「赤ワイン」のカテゴリーになりますが、個人的な意見を言えば、外観は濃い目のロゼで冷やしすぎないで飲んで頂きたい!複雑さを伴う旨みと余韻が消されてしまい、もったいないので、、、
ローズペタル、ピンクグレープフルーツ、アセロラ…。よくあるロゼの表現ですが、他と異なるのがしなやかで集中力の高い香り。しっかりとした果実の旨みの後に続く、太めでいてバランスのいい酸と複雑さを伴う長い余韻。完成度の高い上質なワインです。(2023年6月 店長)

(ワインについて)
テクスチャーを持つロゼと呼ぶべきか、冷やして飲む赤と呼ぶべきか、、
このワインは2つのカテゴリーの狭間でとっても美味しくて曖昧な立ち位置である。フェノールが完全に熟した状態で収穫した超高品質ピノノワールを、全房で7日間優しくマセレーション。過度にタンニンを抽出することなく、溢れんばかりの果実感と望む質感を引き出した。古樽とステンレスタンクを併用して、11ヶ月間澱とともに熟成。更に瓶熟成をさせた蔵出しワインです。
イチゴやスイカ、そこにデリケートなバラの花びら。重さと深みのある味わいで、洗練された酸とエレガントなフルーツの余韻のバランスが印象的。アンファイン、アンフィルター、SO2無添加。

(生産者について)
『A Thousand Gods』は、フランス南西部のカオール地方で10年間ワイン作りに励み、9カ国で40以上のヴィンテージを手掛けたLauren(ローレン)とSimon(サイモン)が、ニュージーランドへ戻り立ち上げたワイナリー。2人の目標は「これぞ私たちのワイン」と呼べるものを造ることで、その土地を表すものでありながらも、飲み手が驚くようなユニークな個性を持つワインを造ることです。

ATG(A Thousand Gods)のワインは魅惑的で時間の経過と共にグラスの中で進化する生きたワインです。洗練され、複雑で、バランスの取れたワインで、料理ととても合わせやすい味わい。ワインを造る過程では、ぶどう以外何も加えない完全無添加を貫きます。ATGのワイン造りは数十年に渡る経験とヴィジョンをベースとした、思慮深く、細心の注意を払った、独自のサヴォアフェール(創造性と独創性をブレンドした匠の技巧)の表現なのです。

ローレンとサイモンはとても若いうちからワインの世界に足を踏み入れました。ローレンはオーストラリアのハンターヴァレーでブドウの木に囲まれて育ち、14歳で地元のワイナリーとヴィンヤードで初めて仕事をしました。彼女はこのライフスタイルにすぐに魅了され、ワイン造りを仕事にしようと決心してのちにアデレード大学へと進みます。大学では栽培を学び、さらに大学院では醸造を学びました。しかし当時、オーストラリアのワイン産業が「レシピ通りのワイン造り」であることに疑問を感じ、卒業後はヨーロッパへと渡ります。有機栽培やビオディナミのヴィンヤードで働く中で、自分が求めていた思いやりのある、伝統的なブドウ栽培やワイン造りと出会いました。

サイモンがワインの世界へと足を踏み入れたのは18歳の頃です。大学生活のためにレストランで働いたことがきっかけでした。オークランド大学で生物学を学ぶ学生だったサイモンは、学位取得後にサイエンスとアートの両方に興味を持つものにとって、ワイン造りは理想的な仕事であることに気づき、大学院でワイン化学科へと進みます。抜群の成績で修士号を取得して卒業しました。ローレンと同じく、サイモンも卒業後はニュージーランドを離れてフランスへと渡ります。数多くのヴィンテージを国際的に過ごしていくことを選択しました。
ローレンとサイモンは世界的にも評価の高い作り手達の元、9カ国で40以上のヴィンテージに携わってきました。その中でもフランス南西部のカオールで過ごした10年間は、2人にとって最も重要な経験となります。世界的にはあまり有名でないこの土地でのハードワークの中で、2人は確かな機知、サヴォワフェール、そして勇敢さを身につける幸運に恵まれたと考えています。

Chateau Chambert (シャトー・シャンベール)での仕事と、 Mas del Perie(マス・デル・ペリー)の前衛的な自然派生産者Fabien Jouves(ファビアン・ジューヴ)との仕事が特に、彼らのワイン造りに対する認識を大きく変えました。カオールでの10年間で、2人はナチュラルで無添加のワインに出会い、zero-zeroのワイン造りにトライし始め、テロワールを忠実に反映すること、醸造学のインプットに捉われない方法を学び、観察するようになりました。
フランスで10年以上を過ごしたのち、サイモンとローレンは2020年にニュージーランドへと戻ります。ヨーロッパ中心に各国で培った経験を故郷で生かすことに胸を躍らせ、世界最高のナチュラルワインを造ることを目標に自身のワインブランドと共に歩み始めました。
栽培はマールボロのワイホパイヴァレーのバイオダイナミックを実践する葡萄栽培家と密接に協力し、ハンドピッキングした葡萄を野生酵母で発酵。添加物、清澄、フィルターは一切使用しません。寛大で親しみやすいワインとなるように、干渉を最小限に抑制する代わりに、思慮深く葡萄をワインへと導くことにフォーカスしています。ワインは複雑さを持ち、瓶熟成のポテンシャルを持つことを重要と考えています。

ATGの名前はオック語の「miladiou」(フランス語でmille-dieux)という表現に由来しています。
“Miladiou!”は、様々な場面で使える驚きの表現で、英語ではBlimey!やHoly Cow!日本語だと「びっくり!」や「嘘だろ!?」「すげえ!」などに相当しますが、直訳すると “千の神々!”という意味になります。
(輸入元より抜粋)


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