Manfredi Rosso 2024/Manfredi マンフレディ・ロッソ 2024/マンフレディ

6,600円(税込7,260円)

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ワイン名: マンフレディ・ロッソ
生産地:イタリア/シチリア
生産者:マンフレディ
ブドウ品種:ネレッロ・マスカレーゼ、ネロ・ダーヴォラ、ノチェーラ
ヴィンテージ:2024
容量:750ml

(テイスティングコメント)
明るく親しみやすいタッチに、重たすぎない果実とスパイス感。タンニンも細やかで心地よく楽しめます♪(2026年7月)

(ワインについて)
【アルコール度数】13 %
【畑】キアヴォーロ、オーガニック栽培、アルベレッロおよびグイヨ仕立て、25-30 hL/ha、砂質または粘土石灰質土壌、樹齢10-20 年【栽培・醸造】収穫は手摘み。プラスチック製のタンクの底に全房、上部に除梗したブドウを敷き詰め4-5日スキンコンタクト。足で踏むつぶしそのままピジャージュを行いながら15日間発酵を行う。ステンレスタンクに移動し8-9カ月熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。
【年間生産量】TBC本
【コメント】ネレッロ・マスカレーゼ、ネロ・ダーヴォラ、ノチェーラをほぼ均等にブレンド。2024年は例年
以上に暑く乾燥した気候となり、収穫もかなり早い時期から始まった。その影響で果実の熟度は高く、ブルーベリーやブラックチェリー、ラベンダーに地中海のハーブやほのかなスパイスのニュアンスが感じられる。タンニンは量感がありながらもきめ細かく艶やかで、全房由来のスパイシーさがワインに心地よいアクセントを添える。グアンチャーレを使ったカルボナーラなんかと合わせてみたいと想像力を掻き立てられる。 熟度を感じさせながらも重たさはなく、マルサラという土地らしい明るさと塩味、伸びやかな酸が余韻まで続く。

(生産者について)
シチリア島西部のマルサラと言えば、地域名を冠した酸化的な酒精強化ワインを思い浮かべる人が多いと思う。18世紀後半、イギリス人商人ジョン・ウッドハウスがこの地での生産と輸出
を始めたことをきっかけに誕生したマルサラワイン。19世紀前半にはベンジャミン・イングラムやジョゼフ・ホイットカーといった商人の登場により、マルサラはイギリス市場向けの重要な輸出産地として急成長を遂げた。その後、イタリア人実業家ヴィンチェンツォ・フローリオの参入により、マルサラワインは産業化が進み、品質も向上。第二次世界大戦後には需要の減少という試練もあったが、1980年代からはマルコ・デ・バルトリが伝統的製法の復興に尽力し、クラシックスタイルの辛口マルサラの再評価を牽引してきた。2000年代前半には、マルコ・デ・バルトリの哲学を受け継ぐニーノ・バラッコなどの造り手も登場。そうした流れの中で、現在のマルサラにおいて、伝統
品種を用いた非酒精強化のスティルワインという新しい表現に挑戦しているのがフランコ・マンフレディである。
世界中の最先端トレンドのワインが集うニューヨークにおいて、マンフレディのワインは、洗練された料理と優れたワインリストで知られ、ミシュランにも掲載されるファインダイニング「チャンバース」のセレクションにも加えられている。同店のワインリストを手掛けるのは、2023年のソムリエ世界大会で4位に入賞したマスター・ソムリエ、パスカリーヌ・ルペルティエ。彼女の厳選するワインのひとつとしてオンリストされたことで、マンフレディの名前は国際的な注目を集めている。

マルサラで生まれ育ったマンフレディ。家族は副業としてブドウを栽培し、大手のワイン生産者へ販売していたが、当時の彼自身はワインに関心がなく、法律家を志して高校卒業後にローマの大学へ進学した。ローマでの生活の中で、彼は次第に食文化に興味を持つようになり、さまざまなレストランに通うようになる。同時にワインにも関心を抱き、シェフやソムリエとの交流を通じて
知識や経験を深めていった。やがて彼はシチリアをはじめ、ラツィオ、ウンブリア、マルケ、カンパーニャなど各地の優れたワイン生産者を訪ね歩くようになる。ワイン造りに強く惹かれたマンフレディは、夏にマルサラへ帰省した際、地元のワイン生産者ヴィンチェンツォ・アンジレリと出会う。この出会いが、彼の将来を決定づける転機となった。それ以降、毎年ヴィンチェンツォの収穫に参加し、ブドウ栽培の経験を積んでいく。

大学卒業後はミラノで弁護士としてキャリアをスタート。多忙な日々の中でも、食とワインへの関心は持ち続け、数多くのレストランに通い、休日にはピエモンテやフリウリなどの優れた生産者を訪問するようになった。偉大な造り手たちとの対話を通じて、ブドウ栽培や醸造に対する理解をさらに深めていったマンフレディの中に、次第にひとつの思いが芽生えていく――「自分でもワインを造ってみたい」。2019年の収穫時、彼はその思いをヴィンチェンツォに打ち明け、セラーの一部を借りる許可を得る。こうして、2020年に1haの畑を購入し、ミラノとシチリアを行き来しながら、自らのワイン造りを始めた。初ヴィンテージはわずか1,000本。しかし、ワインを初めて造った喜びとさらなる学びへの渇望、そして2020年2月のミラノでのロックダウンの経験が、彼の心を突き動かす。「弁護士を辞めて、ワイン生産者として生きていくと伝えたとき、周囲には“正気か”と言われたよ。でも、自分の情熱を真剣に伝えると、応援してくれた。その気持ちに応えるためにも、しっかり取り組みたいと思った。」

マンフレディが目指すのは、マルサラの土地の個性を反映した高品質なワイン。マルサラは一般的に、豊富な日照と恒常的に吹く風により、病害のリスクが比較的低い地域として知られている。マンフレディもこの環境を活かし、オーガニック栽培を実践している。ただし、高品質なワインを造るためのブドウ栽培が必ずしも容易であるわけではない。強い日差しと温暖な気候はオーガニック栽培に有利ではあるが、一方でブドウの過熟や日焼け、酸の欠乏といった課題も伴う。大手生産者や輸出市場向けに安定した品質を目指す造り手の中には、補酸を行う者も少なくない。また、近年では生育期に集中豪雨が発生することもあり、畑の風通しを保ち、病害を防ぐためには適切な剪定が不可欠となる。「マルサラのブドウには、本来きれいな酸があり、塩味やミネラルを感じられる。僕はそれをワインに映し出すことを目指している。酸を保ちつつしっかりと熟度のあるブドウを収穫するためには、畑での作業こそが最も重要だ」とマンフレディは語る。

セラーでは、ブドウのポテンシャルを最大限に引き出すため、可能な限り低介入の醸造を行う。発酵は白ワインでは栗の木製の樽、赤ワインではプラスチック製容器を用い、すべてのワインをステンレスタンクで熟成させている。「フレッシュなアロマを保つために、発酵や熟成段階で温度管理をする生産者もいるけれど、僕はあえてしない。マルサラの強い日差しのもとで育ったブドウは、酸化に対して自然な耐性があるから。そして、ヴィンツェンツォのセラーにはそんなに電源もないからね」と笑う。発酵には野生酵母を用い、SO₂は瓶詰時にごく少量のみ添加。それ以外の添加物は一切使用しない。「僕はこの土地を反映したブドウから、自然なワインを造りたいと考えている。でもそれは、揮発酸が味わいを覆い隠すような“ファンキーなナチュラルワイン”ではなく、これまで出会ってきた偉大な生産者たちのように、クリーンでブドウのエネルギーをまっすぐ感じられる高品質なワインなんだ。」 
(輸入元より転記)

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