ワイン名:カステロ・ネグロ・アルヴァリーニョ ヴィーニョ・レジオナル・ミーニョ
生産地:ポルトガル/ミーニョ
生産者:グアポス・ワイン・プロジェクト
ブドウ品種:アルヴァリーニョ100%
原産地呼称:ヴィーニョ・レジオナル・ミーニョ
ヴィンテージ:2016
アルコール度:13%
容量:750㎖
(テイスティングコメント)
熟したパインや黄桃、ジャスミンなどの香り高い花、華やかな香り。その中に磯っぽい鉱物的な香り(貝が食べたくなります!)が主張します。爽やかな口当たりに熟した果実感。アフターに広がる、独特のビターっぽさと塩気。原料であるアルバリーニョというブドウは、スペイン・ガリシア地方からポルトガル・ミーニョ地方にかけて、主に栽培される品種ですが、スペインの軽快な酸味や塩っぽさが強いアルバリーニョとは少し異なり、余韻の酸や苦味など本質的ならしさはあるものの、果実の甘みや膨らみをしっかり持つワインです。しっかり冷やしてから、膨らみのあるグラスで温度の上昇を楽しみながら、魚介類と合わせてみてはいかがでしょうか。(2021年5月 店長)
香りは硬質で引き締まった印象。奥から熟した黄桃を思わせる風味が立ち上がり、熟度の高さを窺わせます。
口いっぱいに広がるパイナップルや黄桃は甘さを想起させるほどですが穏やかながらも酸味の下支えがあり、エキスがフンワリとした質感で広がりを見せてくれます。川を挟んで北、タイトなスペインのアルバリーニョとは正反対の個性。中間から余韻にかけてクレッシェンドなフルーツ。大らかでクリーミー。親しみやすく海辺のワインならではの緩やかさと適度な熟成感があり、家庭での汎用性が高い味わいです。今、初期的な飲み頃を迎えつつあるワインで味わいの要素が存分に楽しめます。(2021年5月 助手)
(ワインについて)
花崗岩、サブリージョン・バイアンにある標高150mの畑から造られます。 全て手作業で収穫。2500リットルのステンレスタンクを使用。16度に管理して3週間の発酵。バトナージュしながら3か月間ステンレスタンクで熟成。
(生産者について)
Guapos Wine ProjectはワインメーカーのBruno ValenteとDaniel Costaの二人が立ち上げたワインのブランドです。ポルトガル北部のミーニョ地方に本拠地を構え、地域・気候・ブドウ品種の個性を尊重したワイン造りを進めていきます。自社で畑は所有していませんが、長年の経験と人脈により優良な畑の所有者と契約し、畑の管理、ブドウ栽培を一緒に行い良質なブドウを手に入れています。ポルトガル独自の多様性を維持しながらも以前とは違う個性を持つポルトガルワインを手掛ける新しいワインメーカーです。
(輸入元より抜粋)
ギフト対応について
ラッピング内容はこちら