ワイン名:シン ウイ・ダ・リェブレ
生産地:スペイン/カタルーニャ
生産者:アモス・バニェレス
ブドウ品種:テンプラリーニョ100%
原産地呼称:ペネデス
ヴィンテージ:2019
アルコール度:11.5%
容量:750㎖

(テイスティングコメント)
淡いややくすんだルビー色が、ナチュラルな旨みを想像させます。やや還元したニュアンス。するりとした質感と木苺やラズベリーなどの淡い赤系果実に加えて、紫蘇や梅の風味も。魚介をよく食するスペインから届いたこのワインは、青魚や梅干しなどの和の食材に合わせても互いの旨みが相乗する、薄旨系ナチュラルワインです。(2021年4月 店長)

抜栓直後はわずかに香ばしい香味。酸化防止剤ゼロのワインに見受けられる還元と呼ばれる状態だが、不快な要素はなく食欲を刺激する。グラスをスワリングすると霧が晴れるように現れる赤いサクランボ。小粒のラズベリー。
ひと昔前、テンプラニーリョといえばアメリカンオークを利かせたタバコの葉を思わせる風味の濃厚なスタイルが主流だったが、全く異なるスタイル。ジュースの上澄みをそのまま醸したような淡い重なり。張り出しのしっかりした酸の支えと砕けるしなやかさ。スペイン海側、独自の文化を持つカタルーニャの新潮流。炭火焼きの鶏肉。地元のスタイルに習って塩焼きの魚なんかもとても良いです。(2021年4月 助手)

(ワインについて)
畑のスペシャリストと醸造家がタッグを組むプロジェクトSIN(英語でwithout)、テンプラニーリョを一部除梗しステンレスタンクで2日間醸し、フリーランジュースのみタンクに戻し発酵後、10 ヶ月シュールリー熟成しました。SINとはスペイン語のwithoutで化学薬品や余計な人為的介入がないという意味です。

(生産者について)
「SINプロジェクト」とは、カタルーニャ地方ペネデスの土地で、オーガニック栽培を行う、アレックス・ライオスと一切の添加物を使用しない醸造でかつテロワールをしっかりと表現したワインを造るアモス・パネレスによる新しいプロジェクトです。その共通の想いから、自分達の土地で2018年からスタートさせました。

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