Chateau Lalande2015/シャトー・ラランド2015

3,850円(税込4,235円)

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ワイン名:シャトー・ラランド
生産地:フランス/ボルドー/オーメドック/サン・ジュリアン
生産者:シャトー・ラランド
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロ45%
原産地呼称:サンジュリアン
ヴィンテージ:2015
アルコール度:14%
容量:750㎖

(テイスティングコメント)
深紅色の外観。ダークチェリー、黒すぐりなどの果実の豊かな香り。黒コショウ、なめし皮、リコリス、少し時間が経つとカシスモカの甘いニュアンスも。アタックは柔らかく、ボルドーながらエレガントな印象。果実味は2015年らしくたっぷりとありますが、密度があり構成はとても緻密です。太すぎない酸としっとりとした瑞々しい質感が、ボルドーにおいてしなやかでバランスの良いアぺラシオン、サン・ジュリアンらしい魅力を感じさせます。タンニンは豊富ですが、ウエットな質感もあいまってきめ細やかで心地よく楽しめる、上質なボルドーです。しっとりとした質感が煮付けにも◎(2021年3月 店長)

凛とした酸の張り出しときめ細かい構成を持つサン・ジュリアンはブルゴーニュ愛好家にも響くクールなバランスが魅力です。ラグランジュに隣接しているラランドは元ラグランジュという由緒ある畑。ダークチェリーやプラムといった黒系果実は凝縮していながら清涼感もあります。樽由来のバニラに細かく挽いたシナモンの優しい重なり。スケール感のある2015年らしい集中力のある構成ですが、口の中でスルスルと砕けてタンニンもキメ細やかに果実と同調します。
すっと上向きに抜けて広がるような余韻。しっとりとして現時点から要素が広がるので5,000円以下のワインとしての満足度はとても高い。グランヴァンとしてのボルドーではなく、アルティザンとしてのボルドー赤は家庭での和食との相性が非常に良いので是非試していただきたい。ちょっと贅沢な週末に。(2021年3月 助手)

(ワイン・生産者について)
格付けシャトーがひしめくサンジュリアン村。その世界的ワイン産地にあってシャトー・タルボやシャトー・ラグランジュに隣接する畑を持つシャトー・ラランド。同じサンジュリアン村のシャトー・デュ・グラナのメフル家が所有しています。1964年にシャトー・ラグランジュの畑から独立したシャトー・ラランドはその立地もさることながら、南仏の苗木業者でもあるメフル家の所有以降、リュットレゾネを行うなど丁寧な畑の管理で、格付け外ながらシャトー・デュ・グラナとともに評価を高めています。収穫は機械と手摘みにて。温度管理タンクで発酵。バリック(新樽約1/3)にて12ヵ月熟成します。果実の凝縮感、力強さと華やかさが心地よい今後の熟成も楽しみな当たり年2015年。要チェックの銘醸地サンジュリアンACワインです。

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